|
|
|
この手
|
作詞 久乃 |
|
零れ落ちる雫は音も立てずに消えてゆく
誰にも気付かれぬようにと・・・
此処へ留まり続けても意味などないのに
此処へ居る
誰かに手招きして欲しくて 居続ける
臆病者。
刃も薬も何も怖くないのに 失うのが怖いよ
手にしたもの全てこの手からすり抜けてゆく・・・
時に優しさが痛く感じ・・・
こんな僕を必要としてくれるのが怖いよ
何も無いのに・・・
この手は何のためにあるの?
傷つけるためにあるワケじゃあない
責める為でもなく、自分の零れ落ちる雫をぬぐうためでも無い。
全てを”無”にするためでもないならなんのため?
この手は 大好きな人の手を取り 僕の右手をつなぐため。
|
|
|