|
|
|
雨に隠そう
|
作詞 polca cat. |
|
嵐が来るらしい
風は湿り気をおびて
ピカリと空はびび割れる
誰もいない早朝のグラウンド
君と自転車を走らせる
ゴールネットで引っ掛けた私は
土に転がって
響き渡る笑い声に
雲が驚いたように雨を落とす
何もないけど
何か待ってるような
何かになろうと
机にかじり付く
冬はもうそこまで来てるから
春は遠くない 遠くない
手を離すタイミングを
見計らう君に
気づかないように 気づかないように
嵐の前の静けさなんか
笑い声でかき消して
さよならよ、来ないで 来ないで
なんてきらいな世界が待ってるのだろう
じめりとした瞳を
大雨が隠した
|
|
|