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うつすもの
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作詞 polca cat. |
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暖かくなりまして
僕の心も軽くなります
浅い眠りに浮かんで
もぐったり くすぐったり
少しぼやけていきます
同じ庭の桜も
同じ色に感じないのは
心をうつすからでしょうか
それとも細胞も年老いたのでしょうか
あの踊るような喜びも
あの倒れるほどの別れも
この桜にうつしているからでしょうか
年を重ねていくことは
日向から影にいくわけじゃない
風景の一部くらい
街になじむことだろう
誰かのそばで微笑んで
励ませるように
狭まる視界の中で目を凝らして
生きていきたい
笑い皺の多い 朗らかなひとに
僕はなりたい
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