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ひなた
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作詞 polca cat. |
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三毛猫は日向のにおい
私はしばし思い返す キツい言葉たちに
ただため息をこぼしうつむく
すると猫は仕方ないなという風に
腹を見せた
求めてばかりいては
きっといつか飢えてしまう
賞賛も対価もない生活は、
猫のようにこんなに寒い秋の空
日向を見つけなけりゃ やってけない
こじらせた風邪のように
私の孤独は体にまとわり
小さな喜びすら奪いさる
あなたの買ってきたチョコレート
時々のくだらない冗談
ぽろりとこぼす弱音
他人にしてみりゃ しょうもない
積み木を重ねて
ここにいるのだと
今あるものを磨けりゃ
曇りない光で 過去を照らそう
たとえそこにいる人が
どんなに意地悪くても
この道にはもう居ない
上手く繕えない不器用な手を
さすってくれる人が本当の友だ
日を浴びた私の背中も
気づけば日向のにおい
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