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ハンカチ
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| 作詞 polca cat. |
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ねぇ ほんとうのところ
あなたは刺激をくれない
ものすごい いい詩がかけるほど
心を揺さぶってはくれない
悲しいほど 安心もくれない
朝元気に冗談をいってたとおもったら
夕方には何をいっても 「うん」しか言わない
ただ隣にいたいから 共に生きてる
鬱蒼とした毎日の中で
あなたはそこに居てくれた
私が倒れたときも 道をはずれたときも
まるで私の芯を守るように
叱ったり 慰めたりしてくれた
誰かの歌のように 甘い毎日じゃない
現実はただ同じものが並べてあるだけ
くり返し くり返し ハンカチをたたむように
変わらない日々があるだけ
その隙間に 時々愛おしい出来事が織り交ぜてある
だから私は毎日 折り目をみながら 畳んでゆく
憎い日だってある
この世の生物で一番嫌いになる
でもそれはハンカチをたたむうち
日常の折り目に紛れていく
結婚は天国じゃない、地獄でもない
あなたが私の元にかえってくる
この家で一緒に暮らしてゆく
それが小さな約束のように
ただただ繋がっているだけ
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