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凛々
作詞 創想屋 詩子
紺色の冬空に
星屑を散りばめて
小さな僕らを
照らしている月

望まれて君の側に
居るのではないと
生きる度に思い知って
上辺ばかり
塗り重ねていく

君の描いた物語の
隅に僕は置かれていて
君は孤独を嫌い
隣に僕を飾っただけ

こんな幸福な事
生涯初めてだった
けれどそれは君にとって
ありふれた事らしかった

生きる世界が違うと
生きる度に思い知った
心が凛と吐息を漏らす
紺色の冬空の下

空気を雪色に染めた
生温い僕の体温
凛々と凍えゆく心を
君が溶かす訳も無い

凛々と凍えゆく指先を
君が温める訳も無い

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2009/11/09
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