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屋上
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作詞 神崎 凛 |
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軋むドアを開けると、そこは屋上。
コンクリートで囲まれた・・・唯一の避難場所。
ねぇ、気づいてよ 貴方のその一言が
ねぇ、気づいてる? 私を殺すの。
心が崩壊してゆく音が、貴方には届かない。
あなたのその目が、態度が。
私を此処へと向かわせる。
(痛みなど一瞬さ何もかも消せるのだから躊躇わずにその柵を越えて)
錆びた柵を乗り越えれば天国が見える
硬い地面に叩きつけられる一瞬に、死者は何を思うのだろう。
ねぇ、気づいてよ 触れられないことの頼りなさ。
ねぇ、気づいてる? 発狂しそうなほど貴方を
いくらこの腕を伸ばそうとも、貴方には届かない。
罪の匂いをまとった思い出が
私を死へと駆りたてる。
(ねぇ気づいてよおねがいだから触れさせてそばにいるだけだなんてこんなの)
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