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ピエロの操り人形
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作詞 狂楽 |
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ピエロが配る風船
赤、白、青の3色
綺麗な色してるけど
別に欲しいとは思わない
横切ろうとした僕を呼びとめ
ピエロは優しく風船を差し出す
「ハ〜イ風船だよw」
手を背けると悲しい顔をして
僕の顔を見つめ
寂しそうにそこから離れていった
心の中でゴメンなさいと謝り
僕もその場所から離れていった
昼間のことは忘れて
今日はもう寝てしまおう
目蓋を閉じたらすぐに
僕は深い眠りに落ちていった
誰かが体を激しくを揺すっている
目を開くと昼間のピエロがそこにいた
「コンバンワァァ!!ギャハハハハ!!」
驚く僕の首に手を延ばし笑ってるピエロ
苦しそうな僕を
よだれを垂らして笑ってる
涙を浮かべている顔を見て
嬉しそうにピエロは息を荒げてる
行為の終わった満足ピエロ
少年の骸と共に消えてゆく
全身の間接に釘を打ち付けて
ワイヤーで固定すれば
完成する操り人形
大事で可愛いコレクションだから
誰にも触らせない
誰にも見せてあげない
「は〜い、風船だよw」
手を背ければ悲しいフリして
子供の顔を見つめ
新しいコレクションの候補がまたできた
嬉しくて楽しくてしょうがない
操り人形集め
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