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最後のメール
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作詞 ヒイラギ |
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きみからメールがきたときだけの着信音
いつもならドキドキしながらひらくのに
今日はこの音を聴くのが怖いんだ
「お互いの夢を追いかけられたらいいね。ごめんな。もうさよならや。
いろいろあって迷惑ばっかかけてしもたな。でもな俺はお前の彼氏でよかったよ」
あたしはずっときみと夢を追いかけられると想ってた
いや、そう願ってたのかもしれない
たとえばこんなラブストーリーもあってもいいんじゃない?
「うん。夢・・・かぁ。あたしはあんまり考えてないんだけどね笑”」
「さよなら」って書こうとした
でもこれが最後のメールかとおもうと
いつの間にか送信ボタンを押してた
「お前はお前の道を進んでや。俺は俺のことでこれ以上お前に迷惑はかけられへんしな」
迷惑?あたしはどんな迷惑もかけてほしいのにね・・・。
「うん・・・。あたしもがんばるよ。」
「じゃあね・・・・」
「さようなら」
どうして、一緒に居たいって言わなかったんだろう
一緒に夢をおいかけようって言わなかったんだろう
どんなに後悔してもきみはもう遠くに行っちゃった
最後のメールはまだ消せずに携帯のなかで
なんか鍵みたいなマークをつけられて
ずっと湿ったまんま
「おう。さよなら。また何年後かわからへんけど逢えたらええな。」
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