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欠落品
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作詞 進羅 |
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欠落したボクは
聖堂の前で君を食べよう
神(あなた)は何もできないまま・・・
真夏に黒のコート
髪もズボンも漆黒のまま涼しげに歩く
手には真っ白な薔薇の束を抱えて
さぁ 君の眠る棺(ひつぎ)に辿り着いたよ
君へ送る鎮魂歌(レクイエム)はできあがってるんだ
欠落したボクは
聖堂の前で君を食べよう
神(あなた)は何もできないまま・・・
奇麗に微笑んだ君の顔
未だに頭脳へ刻まれているよ どうしよう?
ぐちゃぐちゃな想いをひきずり出して聖壇へ飾ろうか
ボクは自分(ボク)を制御できないまま
神(あなた)が自慢できるような完成品である君を崩した
死体(きみ)をひざまづかせ 天(そら)に中指を立て
狂った奴程生きるのが上手いのだと
君の血をかぶったまま高笑いしてやる
狂ったボクを造ったのは
狂ったカミサマ。
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