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ぼくの世界は
作詞 Sein
とある日の深夜1時頃
都会の夜道を歩く僕
喧騒と静寂の真ん中
キャップを深く被った

目的があるようでないような
自分でも分からない感情
隠れた表情(かお)に乗せながら
ひたすら闇の中、歩く

今日の僕はここだよ
誰もが持っているカメラ
暗闇を彩る光は
いつもと変わらない

明日の僕はいないよ
誰もがボクに向けるカメラ
画面の中で笑うボクは
いつもと変わらない


1枚の写真見返すたび
僕がいると安心する
晴天と雷雨が混ざった
日々に目を背けないように

迷子になりそうなときは
道標は何にしよう?
《そのうちみつかるか》なんて
今はがむしゃらに歩く

今日の僕はここだよ
誰にも見つからない世界
独り占めの天体観測
変わらない気持ち

明日の僕はいないよ
誰もが視線送る世界
許されないSNS
変わらない気持ち

煌びやかなランウェイ
深夜の歩道橋
忙しないスタジオ
貸切の映画館

全部好きだなんて
わがままだなんて
諦めたくないんだ
認めて欲しいんだ

ぼくを

今日はここにいるよ
カシャりと音を立てるカメラ
覗いて笑顔が零れた
いつもと変わらない

明日はここにいるよ
何万の手を振る笑顔
見渡して気持ちが溢れた
いつもと変わらない

ぼくの世界の全てに
に最大の感謝を

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公開日 2024/10/18
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コメント 90%妄想なんですが、この歌詞のモデルになった方がいます。その方が話していた景色がどんなものなのかな、と考えた時に、平凡では無い日常の中にある平凡である時間を大事にしていて、不安定だけどその不安定を望んでいるような、なんとも不思議な景色が少し見えた気がして、歌詞として書き起こしました。まぁ着地はしても他人の妄想なので…
勿体ないので、こちらに残させて頂きます!
目を通していただいた方、ありがとうございます!
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