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十分条件
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| 作詞 初音 緋輿離 |
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イヤホンから音が零れた
零れた音の滴（しずく）は僕の耳へ注がれた
イヤホンから音が零れる
零された音の正体はアナタだった
アナタの声が聞きたくて
メールボックス行ったり来たり 掲示板行ったり来たり
アナタが好きな音楽を必死で探して
ＣＤ屋を行ったり来たり 動画サイト行ったり来たり
アナタが好きだけど そう言う好きじゃない きっと
ちょっとでも気を引こうとはするけれど
届くわけないんです だけどそれでいいんです
僕の勝手なジコマンゾク
恋じゃないよ、と言い聞かせ
恋じゃないね、と自己完結
だけどもういいんです きっとそれがいいんです
僕の勝手なジコマンゾク
今日も僕は行ったり来たり
誰もいないところで こっそりアナタの名前を呼んだ
（僕の勝手なジコマンゾク）
返事は無い 無くていいの
（僕の勝手なジコマンゾク）
授業で習ったフレーズが忘れられない
（僕の勝手なジコマンゾク）
今日も僕からアナタへ『十分条件』
（行ったきりで帰ってはこない・・・）
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