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壮年
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作詞 ケド |
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擦りキズで傷んだこの心 白い光 避ける
スーツの皺さえ むず痒く 毛穴 息を止める
不規則な拍子で 動いてる絹の端 いつかをなぞる
落ちていた紙ヒコーキを丸めて投げる
フェンスの穴に掛かる
薄く転がった車輪の轍でわざとよろける
わからない あの時の事
ユンケル飲み干して 遠く見る テレビゲーム バグる
「きっかけ」を探してやり直す セーブ 網は粗く
強く瞳閉じて 逆剥けでつまずく 神経に触る
落ちていた蝶の羽を唾つけて捨てる
苦笑い いつも通りで
遠く 眩しんだ 朝の報せを痛みで受ける
笑わない 生まれた意味を
子どもの指揮者が 手ぶらで真似したんだ 憧れをなぞる
落ちていた紙ヒコーキを丸めて投げる
フェンスの穴に掛かる
薄く転がった“あの日”の轍でわざとよろける
わからない あなたの心
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