|
|
|
からすえんどう
|
作詞 ナルミキョウジ |
|
畦道に咲いた からすえんどうが
赤くて小さな花を飾ってる
道端にひとり 午後の帰り道
思いつくままに鳴らした口笛
降りしきる太陽に それとなくほほえんだ
草むらの陰に潜むカマキリと
そよ風になびくたんぽぽの綿毛
吸い込まれそうな 青空の下で
ただ時間だけが過ぎて行くけれど
晴れ渡る空の下 何ひとつ穢れなく
先の苦悩 迷いでさえ
その答えは 風の奥で
畦道に咲いた からすえんどうは
生まれたばかりの 元素を吐き出す
大地にこぼれた 春のひとしずく
気付かないふりで 小鳥がさえずる
降りしきる太陽に それとなくほほえんで
晴れ渡る空の下 連れ添った影法師
過ぎた矛盾 後悔さえ
その答えは 空の奥で
|
|
|