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ラブソングは書きません
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作詞 ナルミキョウジ |
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誰も求めていないから ラブソングなら書きません
誰も愛していないのに ラブソングなど書けません
愛を知らずに生きていた 幼い頃の思い出は
ひとりぼっちで泣いていた 痛くて苦いものばかり
運命の人なんて この僕に居やしない
求めても無い愛を どう理解しろと言う?
テレビやラジオが流す唄は
似合わぬくらいにきらびやかで
ほこりにまみれた僕の唄を
どなたか歌ってくれませんか
はみ出し者の青春は 恥辱ばかりで過ぎて行く
夢も希望も見いだせず 絶望ばかり目にしてた
永遠に報われず 見込みすら無い僕に
素晴らしく偉大だと 何故愛を語りだす?
よくある正義の常套句に
嫌気が差してる今日この頃
汚れにまみれた僕の唄を
よければ歌ってくれませんか
キラキラしたのが嫌だったら
想いを吐き出す他無いのか
毒ガスまみれの僕の唄を
ここで歌ってもいいでしょうか
誰も愛していないのに ラブソングなど書けません
誰も求めていないから ラブソングなら書きません
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