|
|
|
カラクリカラクラレ
|
作詞 笠間 温巳 |
|
カラクリだらけの 絡まる世界から
カラカラと流れる 抜け殻の山
その中に捨てられた モノの一つが
あの日の僕に似ているようで 嫌だな
カラカラと渇く 喉の奥から
カラカラと聞こえる 錆に塗れた声
中々叫べないからと 閉じ込めた
あの日の僕のSOSが 死んでる
ガラクタだらけの 歪な世界から
ガタガタと並べた 未来への地図
その中に隠れてる モノの全ては
誰かの荒らした筋書きで 染まってる
その中の一つ でも真っ白な
何もわからない 白地図を使っては
誰かも知らない 第三者の声で
見るも無残に切り刻まれて お終い
こんな世界に 救いなどない
もう呆れて しまうほど
カラクリクラレて振り回されて 頭クラクラ
もう想像通りの結末なんて知らない 分からないから
カラクリクラレてを繰り返して 辿り着いた未来は
もう想像していた世界とかけ離れた 世界だ
ハリボテだらけの 汚れた世界から
ガラガラと生まれる 敗北者達
その中の最下層で 蠢いてる
皮肉に蝕まれた奴らが 泣いてる
その中の一人が 僕だったら
哀しい声だけを 集めて武器にして
この暗く澱んだ 世界に向かって
反旗を翻すなんてこと したかな
馬鹿馬鹿しいほどの 妄想が
頭を埋め尽くしてく
カラクリにカラクラレて絡まり 身体ズタズタ
もうどうにでもなれと投げ捨てた未来なんて 意味がないなら
カラクリにカラクラレてをずっと 繰り返した世界は
誰が誰の為に創り出した世界かも 知らない
カラクリクラレて振り回されて 頭クラクラ
もう想像通りの結末なんて知らない 分からないから
カラクリクラレてを繰り返して 辿り着いた未来は
もう想像していた世界とかけ離れた 世界だ
カラクリにカラクラレて…
だからカラクリにカラクラレたこの世界の 最終幕は
もう誰にも分らないし導き出せない 終わりだ
|
|
|