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アンティークオルゴール
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作詞 笠間 温巳 |
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君の声がする
懐かしくて 淡いあの声
遠くに置いていたはずのメロディー
今でもまだ 鳴り響いて
もう戻れない
幼すぎる あの景色さえ
今の僕ならどう見えるのかなんて
考えてみたりして
きっとあの時から消えないでいる位
大切なんだ
ずっと捨てられないでいる
この音が 証拠なんだ
あまりに青く 眩しいほどに
輝いてた 君に恋してた
誰にも言えず 仕舞い込んだ
君への思いが
欠けずにまだ残っている
君の声がする
もどかしくて 強がった僕
遠くから見ていただけの笑顔
それだけでもう 幸せだった
きっと今の君は
あの日よりも もっと素敵なんだろう
想像するだけで思い浮かぶよ
綺麗な君のことが
最後の最後まで言えなかった言葉
たった二文字の「好き」という言葉
どんなに切ない初恋だったとしても
僕にとっては宝物で
絶やすことなく 守り続けたい
あまりに脆く 錆び付いてても
綺麗な音が しなくたっていい
今の君が 幸せならば
それだけいい
淡いままで残すから
たまに思い出させて
それ位いいよね
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