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すぎた頃に
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作詞 道の教徒乃了 |
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いつまでも 心に残る その人は
言葉が すべてを嘘に変えた 人
懐かしいね 心 打ち明けたこと
立ち尽くして それを思い出す
春は もう 来なくていい
また 哀しみ 残すだけ
せめて 秋よ その手で
すべて つつんで くれたら
何もかも すぎた頃
楽しい日は すぐに すぎて
季節も やがて 連れてゆく
さよならの 言葉も 言えないまま
哀しい うたを ひとり うたってる
風が 吹いて 消されてゆく
冷たい 雨が 流してゆく
梢に 芽生えた 緑が
いつもより 寂しく見える
あゝ 静かに 終わってゆく
また 同じ 夜がくる
記憶は ゆらゆらと 揺れて
このまま 終わって しまいそう
時は いとおしく すぎてゆく
流れてく 時が 早すぎる
なのに 今は すべてが
切ないほど 遅く見える
春は もう 来なくていい
また 哀しみ 残すだけ
せめて 秋よ その手で
すべて つつんで くれたら
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