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真夏のファミリア・ストレンジャー
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作詞 山口 真白 |
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突風を引き連れて
行き交う 朝のSubway
不意に 改札の向こうから現れて
目の前を すり抜けていくきみ
いつの頃だろう
ぼくの意識の中に きみが入り込んだのは
積み重なった偶然が 必然に変わって
海流のように 引き寄せられていく
ゆるやかに 溢れ出す感情
きみのことを 知りたい
or rather
知らないままでいい
夕立にさらされて
揺らめく Roadside Trees
いつも 予感なく颯爽と現れて
目の前に 余韻を残すきみ
変われないだろう
きみと言葉を交わす 明日をまだ描けない
ネガティブな想像力が 自制心煽って
ブレーキペダルを また踏み込んでいる
不確かに 揺れ動く心情
きみのことを 知りたい
or rather
知らないままでいい
陽光にきらめいて
聳える Skyscraper
無為に やり過ごす毎日に現れて
目の前を 塗り替えていくきみ
どんな時だろう
きみの世界の中に ぼくが入り込めるのは
映し出された現実が 空想を仕切って
未来へのドアを 開かせようとする
あざやかに 切り替わる情景
きみのことを 知りたい
or rather
知らないままでいい
すれ違う瞬間に 微笑み浮かべた
真夏のファミリア・ストレンジャー
見つめてほしい
どこまでも たおやかな眼差しで
ゆるやかに 溢れ出す感情
きみのことを 知りたい
or rather
知らないままでいい
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