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溶解
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作詞 名前なんてない |
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後悔ばかりの毎日で
前を向いて歩けない
未来へ進むほど過去に染まっていく
そんな自分が水溜りに反射する
時間という溶媒が
きっと きっと
純度の高い記憶を薄めてくれる
そう信じて歩き出す
過去を見る
僕を縛るものがある
過去と未来の境目で
引き裂かれそうになっていく
消せない記憶が
深く 深く
底に沈殿して僕を殴る
そこに時間を注いで希釈する
汚い僕が
常に顔を出す
嫌いな部分を無視して
取り繕う
時間という溶媒が
きっと きっと
純度の高い記憶を薄めてくれる
不安な気持ちで歩き出す
そしてまた、
過去をみる
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