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無題
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| 作詞 しらゆき |
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生乾き臭が漂う
部屋の無風が鼻を刺す
貰い物のシャンプー
使い切れそうにないな
足場をなくした小屋に一人
朝昼晩いつもどおり
体重だけが増えてくばかり
否定語が似つかわしいらしい
連続殺人事件
被害者は一人暮らしの男性
死因は心臓を一突き
忘れていた咀嚼と瞬き
消してしまったら
食べ終えてしまったら
唖然とした僕の顔が不細工で
神に召されたいや 召されたいや
僕の心臓は少し歪かもだけど
召されたいや 召されたいや
顔見知りの君と白骨化
神に召されたいや 召されたいや
親戚の人には申し訳ないや
召されたいや 召されたいや
加害者を探しに行こうか
缶麦酒でただ酔う
自分の愚かさに悲痛
アルコールが輪廻する
山積みの服に息を吐く
連続殺人事件
三人目は近所の老夫婦
死因は同じく刺殺
待っていた娯楽と輝き
消えてしまったら
終えてしまっても
涙流す人なんて居ないし
神に召されたいや 召されたいや
最後の晩餐はいつものカップ麺
召されたいや 召されたいや
親からの情愛も形骸化
神に召されたいや 召されたいや
唯一残す悔いは禁酒くらいか
召されたいや 召されたいや
墓場を視察にしに行こうか
手違い場違い間違いの存在
神よ、誤った罪の償い
世知辛い勘違いこんな世界
良かれと授けた命なんて要らない
羨望の眼差し 切望生き殺し
親の脛かじり 同じ過ち繰り返し
垢だらけの独り身
神に召されたいや 召されたいや
僕の心臓は少し歪かもだけど
召されたいや 召されたいや
顔見知りの君と白骨化
神に召されたいや 召されたいや
親戚の人には申し訳ないや
召されたいや 召されたいや
加害者を探しに行こうか
余命はあと三分でいいから
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