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青天ノ霹靂
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作詞 天島 常理 |
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A
青く広がるこの空は
目の中に収まるほどに
穏やかに流れる白い雲は
溜め息に吹かれる位に
消えるような世界じゃないと
僕の心模様もそうなんだろう
B
君を思い出すほどに
悲しみを歌う過去が雲に混ざり
黒い雷をこの身に振り降ろす
サビ
突然のように土砂降りが
傘もささずに道を歩いている
君に手を貸す僕の後ろ姿は
どれだけ滑稽に見えるんだろう
青天の霹靂ような恋でもなく
夏の梅雨のように
昔に全部流れて消えていたんだ
A
白く瞬くあの星は
街の灯りで消えるほどに
華やかに描かれる僕の絵は
涙に濡れ滲む位に
消えて欲しい世界なのだと
僕のキャンパスは積み重なる
B
空が唸る今日は
苦しさ纏う部屋が僕に悲しみを
冷たい風がこの日を乾かせる
サビ
突然のような稲光が
家にも帰らずに彷徨っている
君を慰める僕は何度だって
晴れて澄み渡る天を仰ぐだろう
青天の霹靂のような恋は訳もなく
夏の雷のように
一瞬にして昔に消えていたんだ
C
あの日手を伸ばして掴めなかったまま
君を諦めあの夕暮れを眺めていたんだ
最終列車もう行ってしまったけれど
体から溢れそうな雨は止みそうにないまま
サビ
突然と空を照らすような
一瞬の光も気付かずに走っている
君を探してこの街を走る僕は
どれほどに惨めなのだろうか
青天の霹靂のような恋ではなく
春の雨風のように
昔からずっと降り続けていたのだろう
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