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憑き物
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作詞 くらま |
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傍に居てもいいかな
何か間違ってないかな
此処に居てもいいかな
だって でもね だって
居るようで居ない人
透明で鮮明な針の筵に
傷付きながら生きて
それでも笑わなきゃなんて
真っ暗闇に灯る光
眩しくて明るくて高い世界
近くに居たら何だか
この夜の静けさも嫌いじゃないな
私の小さい背中 撫でる様に照らす
温かさが今の私を 許してくれる気がする
傍に居てもいいかな
何か間違ってないかな
此処に居てもいいかな
だって でもね 慣れてないの ごめん
何も知らなくていいから
何も言わないでいいから
此処に居てもいいかな
だって とてもね 眠たいんだ ごめん
歪な形をした心を
砕いては壊しては生きていた
私はきっと憑き物で
愛しても愛しても誰もいない
下らない涙しても 変わらずに灯る光
そのままで良いから 少しだけ触れさせてよ
傍に居てもいいかな
何か間違ってないかな
此処に居てもいいかな
だって でもね 慣れてないの ごめん
何も知らなくていいから
何も言わないでいいから
此処に居てもいいかな
だって とてもね 眠たいんだ ごめん
継ぎ接ぎだらけのこの身体
ちぎってちぎられて此処に居るの
苦し紛れの夢現に一人ぼっち
ダメだと解っても解るまでは
照らされていたいなんて思ってる
こんな私はきっと何時までも
憑き物のまま だって だって だって
傍に居てもいいかな
何か間違ってないかな
此処に居てもいいかな
だって でもね 慣れてないの ごめん
何も知らなくていいから
何も言わないでいいから
此処に居てもいいかな
だって とてもね 眠たいんだ ごめん
眠たいんだ ごめん
眠たいんだ ごめん
傍に居て ごめん
私で ごめん
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