|
|
|
彼岸へと逝った者達へ
|
作詞 あかさてな |
|
かつて世界は
二度の大きな戦争を経験した
その二度の戦争で
彼岸へと逝ってしまった者達の数は
どれ程の数に上るのだろうか
我々はかつての悲劇の経験も生かせず
未だに世界の彼方此方で
終わりの見通せない愚行を繰り広げている
そして罪もない大勢の人々を犠牲にして居る
どうすれば我々人類は争い合うと言う性(さが)から
抜け出して新たなる境地へと目覚める事が叶うのか
此れ以上彼岸へと逝ってしまう者達を失くせるだろうか
それとも自ら掘った墓穴に転げ落ちるのか
我々人類には未来など無く自滅の道が待っているのか
何故(なにゆえ)に神様は人間を創り出したのか
神様に問い質せば答えは帰って来るのか
所詮は矮小な存在でしかない人類には
神様の謀(はかりごと)なぞ分かる訳もなく
ただただ彼岸へ逝った者達に哀悼の意を捧げる事しか出来ず
やがては自らも彼岸へと旅立って逝く日まで足掻く事しか出来ぬのか
|
|
|