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溜め息を止められない
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作詞 あかさてな |
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嗚呼、今日も気が付けば
溜め息ばかり付いて居る
同じ職場の同じ部所で
何時も仲良くしてくれる
初老の万年平社員の人が
「君、どうやら恋だね」と
核心を付いてきた
そう、僕は恋をしてしまった
キャリアウーマンよろしく
バリバリと精力的に働く
違う部所ながら
社内でも噂でもちきりな
4つ年下な君に
あれは今から半年程前の事だった
イベントの仕事の準備で
ミスを犯した僕に声を掛けてくれて
親切にも僕のフォローをしてくれて
僕の汚名を返上してくれた君
あの時、君が見せてくれた真摯な横顔と
目処が付いた時の破顔一笑
思わず僕もつられて笑顔になったあの日
それ以来、僕は毎日の様に
君を想うと溜め息が止まらなく為って
心は一途に君の存在に揺さぶられ
胸が君への想いに一杯になり
雪の様に積もり募る此の恋心を
風に乗せて君の元へと伝えたい
ポプラの葉を手紙代わりにして
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