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サイシュウデンシャ
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作詞 月並みくるり |
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教室の隅で笑ってる
私を貶しては笑ってる
そんなのが楽しんでしょ
私は幸せにはなれないんでしょ
いつまで続くのか分からないけど
永遠を言葉にする君の顔は
ネズミを狩るような悪意の表情
その功績を称えよ表彰
ずっと遠くへ行きたいんだ
ずっと知らない道をたどって
ずっとずっともうこのまま
時が止まればいいのにな
あぁ、どうせ
生きてる価値などないのでしょう
もう死んでしまえばいいのでしょう
うるさく心に水を差す
ざわめく人々の干渉に
声を出す勇気はないのです
だって元から負け犬同然で
仕方のないことだって分かってる
耳を塞いでは立ち止まるんだよ
目を背けては逃げるんだよ
ガタンゴトンと揺られてますが
夕焼け小焼けに染められますが
いつも通りに日は過ぎて
涙を流して気づかれないように
ひっそり生きていくのは辛いんだよ
どうして皆は生きてられるのよ
エゴばっかで嘘つきで
そんな世界をさ愛してるんだよ
ずっと変わりたいと思って
ずっと変われないままで
ずっとずっと自分を恨んでは
意味を成せない
あぁ、もうさ
最終電車に揺られてさ
もっとこのまま身体を預けてさ
縄を持つ手が震えるんだよ
息を吐くことさえ震えるんだよ
地面を這って掴もうとして
掴めないんだよ生きる勲章は
失っては欠けていくから
もう必要ないよな
「助けをください。」
救えないんだよ自分では
許されないんだよこの世には
生まれるべきじゃなかったんだ
生きていく資格もさなかったんだ
あぁ、どうせ
生きてる価値などないのでしょう
もう死んでしまえばいいのでしょう
本当にそれでいいのかな
どうして涙が溢れるの?
自分の運命は自分で決めるんだって
かけられた言葉の意味を成すんだ
決められたレールを歩くだけじゃ
死んだ目をした生霊になるの
逃げ出すことも正解で
自分が決めたことも正解で
正しき答も否定する
理不尽な世の中雑踏に
足を踏み入れては生きていくんだな
そういう世界だと分かってんだ
ぬるま湯浸かって足場をなくして
自分を攻めては泣きじゃくる
狂った世界でも愛されなくても
それでもいいんだって言えたらな
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