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ゆめのはなし
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作詞 央堂 |
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夢の中で君と出会った それだけは真実
鐘の鳴り響く丘の教会で 君と歩いた
白い昼のあとに 君は僕の前にあらわれた
なんて素敵な姿 その笑顔
あまりの美しさに僕は震えた
月が揺れる 降り注ぐ月の雨
大地は月の雨に満たされてゆく
ゆめのあとに君は 少しだけ薄くなった
まだこの手で触れられるけれど 少しだけ遠く感じた
ゆめのあとで僕は 少しだけ苦しくなった
この手に残る感触が 消えてゆくから
夢のあとで君は一人その足で歩いてゆく 歩いてゆく 僕を置き去りにして
夢がおわる頃 僕が目覚める頃 それは世界の終わりがくるとき
ゆめのあとの君は もうどこにもいない
もうこの手で触れることも 目で追うことも許されない
ゆめのあとの僕は 一つの自由も存在しない
不自由という世界に囚われた 孤独なもの
夢の中で君と出会った それは真実?
鐘の鳴り響く丘の教会で 君と歩いた?
すべてはゆめのはなし
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