|
|
|
爪痕
|
作詞 新道 正也 |
|
何度肌を重ねても
唾液を交えても
わからない わからせない
だから爪痕を付けないで
緩やかな勾配を下り始めたみたい
最初から知ってたでしょ
幻の甘い蜜
僕の左頬を叩いても
何も変わらないし戻せはしない
一緒に転がり落ちる覚悟
ついたならその先は
天国か地獄か
壁に残った憎しみ
愛も夢も全て含めてる
その武器は僕の背中に
深く深く愛を刻み付ける
真夜中ネオンの下
泣き出しそうな顔で
震わせた唇から溢れた愛の言葉
ベッドに置かれたスマホが震えてる
誰も取ることもないままに
刹那 愚かだと言われても
目の前の互いの声が
唯一の現実
揺らいだ天秤のように
僕ら二人迷い子のようで
抉り取られた心を乗せ
変えてみせよう
君の皿の重み
深く食い込ませた爪は
君を僕に深く刻み込む
戻れはしない戻る気もない
痕を付けて二度と戻れないように
|
|
|