|
|
|
桜星
|
作詞 新道 正也 |
|
散りて夜を射す桜
私も染まる薄桜
穏やかな風が頬を撫でたら
染まり行く空を泳ぐ花びら
気付きました私の心の奥
この心も薄く色づいていく
仰げば見えるあの星へと
そっと触れようとしてみた
舞いて空をゆく桜 刹那流るる川のよう
儚きかな春の精
私の中の桜星
煌めいたあの光はいつの
誰の想いを乗せたものなのでしょう?
満開のあの花のように
夜空埋め尽くす星のように
遠く届けこの想い あの人にも映るように
大輪の花よ乱れ咲け
私の中の恋心
届かぬものと知りながら
幾重の願いを呟き
もう少しだけ待つことを
何度も何度も繰り返した
空で輝きを増す桜
その時だけの美しさ
例え一瞬だとしてもいい
彩れ私の桜星
流れ着いた先でまた
|
|
|