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いつかの夏の日に
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作詞 七彩 |
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ひぐらし鳴いて花火が上がって
また波間の僕らが消えたなら
涼風を恐れて熱に焦がれてまた気づけば
終わりになる
そんなもんさ
うだるような熱を掻き回した風
君のお気に入りの帽子を飛ばして行った
生きろ生きろって急き立てる太陽が
また僕の背中を蹴飛ばしてくるんだ
確かにあったあの小さくて
されど全てだった日々は
扇風機のコードを抜いたあの日から
どこへ行ったのやら
ひぐらし鳴いて花火が上がって
また波間の僕らが消えたなら
涼風を恐れて熱に焦がれてまた気づけば
終わりになる
そんなもんさ
こぼれたアイスの雫
その1粒でさえ眩しかったんだ
目に染みる滲むような夕暮れ
スマホに映したらくすんでしまった
積み上がった宿題に泣く日々は
とうとう最後まで変わらなかったな
拙い絵を描いた風鈴は
小さくなってしまった水着は
君といるのに寂しかったあの日陰は
散った花火のようにどこかへ消えちゃったな
ヒマワリが咲いて水しぶき跳ねて
波の余韻を残して眠ったなら
祭り終わって夜が長くなってまた気づけば
もう戻らない
食べきれなかったりんご飴
あの甘さでさえ愛おしかったんだ
確かにあったあの小さくて
されど全てだった日々は
扇風機のコードを抜いたあの日から
どこへ行ったのやら
ひぐらし鳴いて花火が上がって
また波間の僕らが消えたなら
涼風を恐れて熱に焦がれてまた気づけば
終わりになる
そんなもんさ
こぼれたアイスの雫
その1粒でさえ眩しかったんだ
あぁほら、見て綺麗な飛行機雲
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