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雨のち夏
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作詞 サトウカイト |
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梅雨空にて 萌える緑
慟哭する空 正午にて
繰り返す季節に蒸れた河川敷
空は近く灰色のヴェール
人並み少ない街角で聞こえる
雨音は強くなるばかり
外を眺めながら呑む酒に
弾けた氷の音がなる
雨空にて 揺れる琥珀
咆哮する空 昼下がりにて
じめる暑さに辟易する夜 雨音は続く
焼き付ける空を見上げる瞳
空は遠く透明のヴェール
賑わう街角で踊る人
もうすぐそこに暑い季節
河原に寝転び浴びる日差し
遠くに蝉の声が鳴る
快晴にて そよぐ緑
滴る汗 正午にて
吹き抜けた熱風 梅雨の晴れ間に
ほらもう見えた夏はそこに
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