|
|
|
堕落の名誉催眠
|
作詞 孝徒 |
|
名誉の通りの鎖 光栄の路傍に烙印
都は鉤を閉めて 仰ぐ手はあの空
帳尻合わせの弾 硬さの染みついた広場
やがては取り戻す 仰ぐは堕ちた王
目には目を!
歯には歯を!
森羅の鉄槌を!
目には目を!
歯には歯を!
誇りの制裁を!
異物の詰まりに噎せ ギィギィと悶え
あれこそが十字の街 誰が為に血を流す
虚飾に細る身体 寄り付くは鉄の色
金切る車輪が湿り 露ほどに咽び泣く
青の下の狂気の地 足掻けど迫る雲
還ろうか 還ろうか 枷のない道標
目には目を!
歯には歯を!
森羅の鉄槌を!
目には目を!
歯には歯を!
誇りの制裁を!
鬱なる日を遠ざけ 叫びは心地よし
昨日の影が蒸発し 霧は群体の小宇宙
呵責の廃棄が焦げ落とし 異臭は忘れど地に住まう
いっそ阿片の虜では 鴉は黒々と餌に群れ
目には目を!
歯には歯を!
森羅の鉄槌を!
目には目を!
歯には歯を!
誇りの制裁を!
追い討ちに 安らかなる狼煙
略奪者の眠りを誘い
勇猛果敢な 戦士ホコロビ
享楽の埋め立て正義は血塗れ
|
|
|