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柔らかい生き物
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作詞 雨宿り |
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だけどって言ってもまだまだとか言い返すから
最後には黙り込んで心を呑んでしまうんだ
今日の風は今日しか吹かないらしい
だから流されていたら何処にも行けない
胸が苦しくなるよなバカみたいな話をいつまで聞いていれば良いのか?
カワルガワルノ景色に今色めき立つ
落ちてくこのまま離れた両手が冷たい温度まで暮れていた
君のことなんか全然好きじゃなかったなんて言わなくて良いように
その耳を潰してあげるよ
柔らかな生き物
僕だけに囁いて
ささやかでも祝杯をあげたい
名前を刻んで手を合わせよう
明日まで持ち越した眠気をさよならの証にして
良く晴れた花見日和
遠ざかる雨の匂い
転がり落ちる穴まで道案内
誘き寄せた甘い水
いつまでもこうして居られないな
はしたなく呼吸を乱して
落ちてゆく壊れた叫びが
1つずつカラカラに乾いてく
君のことなんかいつでも思い出に出来るなんて言わなくて良い様にその口を塞いであげるよ
生温い鼓動
僕だけに聞かせて
何度でも夢に見た
僕がずっと探していた景色
眩しい夕日の中で振り向いた美しい人
落ちてゆく切り裂いた境界線
空の色は濡れる
君のことなんか初めから好きじゃなかったなんて言わなくて良いように
落ちてゆくこのまま離れた両手が冷たい温度まで暮れていた
君のことなんか初めから好きじゃなかったなんて思わなくていいように
息の根を止めてあげる
柔らかな生き物
内緒で僕にも微笑んで
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