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ささやき
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| 作詞 奥乃亜季 (AKI) |
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雨に濡れた娘(ひと)を 抱きしめた
私から 眼を逸らしたのは
何を恐れているの もしかしてそうなの
水は零れ出す
ドアを蹴る 音が響く
度に軋む 胸が痛い
ダメと落書き 無情
頭の中 巡り巡る
か弱い私 憎んだの
傘を刺していれば
気は晴れる物だと 囁き泳がせた
帰るところ私 いつもそう
彼はまた 耳栓している
壁の落書き見ても カラダ貸す準備
水は止まらない
傷癒す 行為に鳴く
度に軋む 胸が痛い
ダメと叫べぬ 無情
瞳の点 彼のを見る
知らない娘(ひと)が 愛でたのに
傘も刺さずままが
好きだろうと言われ 頷き囁いた
好きだったのに 何故
好きだったのに 何故
好きだったのに 何故
好きだったのに 何故
ドアを蹴る 音が止んだ
なのに軋む 胸は痛い
ダメと叫んだ 無情
心の傷 赤が映える
戸惑う彼は 指差した
傘を忘れたから
ただそれだけだよと 私は目閉じた
好きだったのに 何故
好きだったのに 何故
好きだったのに 何故
好きだったのに 何故
気付けば 夜は終わり
朝が始まり 昼を待たずに
ドアを閉めて 今度は鍵かけた
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