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あなた
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作詞 愚者 |
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躊躇いがちに深呼吸をした
窓辺に灰色の靄がかかる
今日という一日の始まりに
貴女の居ないこれからを憂う
最後に優しさの種ではなく
「離したくない」と言えば良かった
去り際の貴女の後ろ髪が
朧気な街角に消えていく
どうしたら貴女の居ない結末を
受け入れる事ができるでしょうか
今さら「愛してる」だなんてさ
言える権利もなくて
戸惑いがちなわたしの心を
窓辺の鳥が笑っているようで
選ぶ事を恐れているばかりじゃ
時間はただ過ぎていくだけなの
最後に優しさの種ではなく
「離したくない」と言って欲しくて
別れ際貴方は俯いてた
その目はもうわたしを見なかった
どうしたら貴方の居ない結末を
忘れる事ができるのでしょうか
今さら「愛してる」だなんてね
言える権利もなくて
どうしたらあなたの居ないこれからを
歩いて行く事ができるでしょうか
今さら「愛してるから」なんて
言い訳にもならないね
互いの道は離れるけれども
もしも、貴女が望むのなら
選んだ道は違うけれども
もしも、貴方が望むのなら
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