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今際の際
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| 作詞 Kite |
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あなたと過ごした最後の日
喧嘩をして「さよなら」言わずに
その場から立ち去ってしまったから
あなたは奪われてしまった
あの日どうして離れてしまったんだ
あなたに会えるのが 最後だって わかっていたら
わたしも一緒に 痛みを感じて 冷たくなってく
あなたを抱きしめてあげることできたのに
「ごめんね…」あの時 独りにしてしまって
あなたの名前が遺された手紙を見るたび苦しくなる
わたしだけ どうして…ここにいるの？
これから どう生きればいいの？
あなただけ 逝かないでよ わたしも連れていって
ねぇ、あなたを 今も愛してる わたしからのお願い
もう一度 あの笑顔で 迎えに来て
あの時の言い争いも あなたがわたしを想ってのもの
あなたは何一つ悪くないのに傷つけた
全部…わたしが悪いから許して
わたしを独りにしないでよ
何年たっても 消えない 手首の傷痕
これはわたしが弱くて あなたが守ってくれた
「証」だってわかってるけど 同じ数だけあなたに
拒まれたって勘違いしてしまうの
わたしは わたしが 一番嫌いだ
「ごめんね…」あの時 独りにしてしまって
あなたの笑顔が写された写真を見るたび涙が出る
わたしだけ どうして…ここにいるの？
なんで 息をして生きてるの？
あなただけ 逝かないでよ わたしも連れていって
ねぇ、あなたを 今も愛してる わたしからのお願い
もう一度 あの笑顔で 笑いかけて
あなたはきっと
「俺はお前が生きてるだけでよかった」
そういって怒るけど
わたしにとって あなたが全てだったから
あなたの名前が彫られた石を見るたび苦しくなった
わたしは その手に花束とナイフを持って
あなたの痛みを 少しでも味わって逝きたい
あなたが許してくれるなら
あなたを失ったあの日から 独りで過ごした
夜の悲しみ 寂しさも 何もかも忘れられるの
だから、お願い…
わたしは あなたを 今も愛してます
一生に一度だけの我が儘 許してください
たとえ 許してくれなくても
わたしは もう独りは嫌なの
せめて あなたと同じ痛みを感じて
わたしは あなたの傍へ 生きたいの
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