|
|
|
汐の香り
|
作詞 飲んだくれ呑み太郎 |
|
親父も母もまともに居た試しがなく
たった1人の時間だけもてあましていた
そんな歪んだままで俺は
生きるしかなかった
流れ流れ流されながら
欲に溺れるしかなかったのさ
周りから白い目で見られようが
興味などまるでなく過ごしたのさ
心がきしむ音さえも
聴こえなくなった
気づいたら外で日銭を稼ぐ
大人というものにあっけなくなっていた
そんな日々を過ごした矢先に
喧嘩で相手殺めた
流れ流れ流れたと思ったら
なぜか海の見える病院に着いた
子供の時うなされていた夢が
現実に現実になったのさ
自由を引きかえにして
老いてゆくだけ
穏やかな悲しい仲間と
汐の香り
汐の香り
|
|
|