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マナ
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作詞 Metaphysical Cat |
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小さな翳りを光で象る
それは太陽の暇潰し
僕らの呼吸は音楽のように
神様の指揮で創られる
こんな不完全な世界でも懸命に
生きようと 生きようと
心臓は鳴り止まない
花のように咲けたらってそう望まない分
その陽だまりの掌で触ってください
永遠を約束された気がするから
どうか側に居て 眠れるまで
僕らの覚醒(めざめ)は必然のように
それは神様の思いつき
空を一瞬でさらってしまう気分で
はばたいて はばたいて
天使となって絶えるまで
月のように満ちたらってそう祈らない分
その柔らかな緞帳(カーテン)で隠してください
最期まで護られている気がするから
心残りなく奏でられる
僕らが朽ちては芽吹いてを繰り返していたら
あの大樹も朽ちずに僕らを待ってくれる
こんな不完全な世界でも懸命に
生きてこそ 生きてこそ
心臓は諦めない
有象無象(ひと)のように泣けたらってそう願わない分
その煌めきで傷口を塞いでください
真実(ほんとう)の終わりが見える気がするから
どうか側に居て 聖なるマナ
小さな翳りを光で象る
それは神様の暇潰し
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