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短編集2「君の正は君の嘘」「ロウソク」
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作詞 マルC |
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君の正は君の嘘
仮初の姿ゴミ捨て場に置く
誰にも見られないように
偽物だらけの獣(けだもの)の町と
知らぬままで生きるそこの少年
飽きた
もういっそうこのまま全てを吐き出そうか
ああやだ。
君の光と僕の光の見え方は全く違うね
Die of 君のせい
冷凍保存された挙げ句
使えないのは本当冴えないな
Lie of 君の正
罵詈雑言浴びた傷口に
絆創膏貼って進む、今日も
ロウソク
ロウソクの溶ける音が
別れた僕を宥める
狭い部屋の隅っこ
今更引く髪も無いのに
ロウソクの炎が
僕の影照らす
なんだか酷く惨めで
小さくて愚かに見えた
時が経つにつれて
あの人の声、形忘れてしまうかな
そうだといいなそう思おう
奈落に救いの手は無いから
苦手だったことも我慢して
無理矢理連れて行かれたって
僕は離れなかったのに
何故君は風と消えてしまったの
明日が楽しかったって
何回後悔したって
二度と君と僕の影を
映し出すことはない
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