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鳥のうた
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作詞 朔neko. |
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疑うのなら慣れとうす
我を売るのが女郎というもの
猫の鳴き声 戯(じゃ)れとうす
あちきの膝においでなんし
今宵はあちきをあちきで買いましょう
惚れた腫れたの指切りげんまん
心半ばの最後の宴
両手合わせて おさらばえ
色恋 叶わぬ 籠(かご)の鳥
身請け話は断れぬ
仕来(しきた)り雀の舌を切り取り
猫のお腹が膨れては
叶わぬ間夫(まぶ)との生業(なりわい)に
今宵はあちきをあちきで買いましょう
惚れた腫れたの指切りげんまん
夜八ツまでの最後の宴
知らぬが仏と おさらばえ
あちきは鳥にはなりゃあせん
籠の鳥から屋敷の鳥へと
二度と会えない間夫への愛燃ゆ
どうせ会えないなら私は帰る
時の藻屑(もくず)となりゃあしょう
惚れた腫れたの指切りげんまん
心半ばの最後の宴
両手合わせて おさらばえ
色恋 叶わぬ 籠(かご)の鳥
切れぬ布なら手元にありんす
惚れた腫れたの指切りげんまん
夜八ツまでの最後の宴
知らぬが仏と おさらばえ
さしの鳥にはなりゃあせん
※さし=会いたくない客
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