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No.87
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作詞 歪み |
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本当はいきたかったんだ あんたと2人になって
目が覚めてから 眠りに落ちる 意識の境い目まで
背を向けていたって良かった
寝相が悪くても 呼吸が喧しくても
ただそこに 体温さえあると分かっていれば
それが理解出来る存在でいられたら
誰にでも優しく
分け隔てなく
そう口を揃えて言った 先生は 大人たちは
同じ声で 蔑んだ目で
さっきまで笑いあっていた人を嘲笑ってる
みんな友達にならなきゃいけないのなら
それを強要するのなら
なんで先生たちは 友達じゃないの
どうして選んではいけないの
大切にしたい人を選ぶことが悪いの
僕のため?私のため?
意思を尊重と言っておいて
結局は大人の勝手な決まり事に巻き込んでる
知らない方がいい?なんでそんなことが分かるの?
こうではない、ああではない
こうだ、ああだ、と参考書を真に受けて
見下しているくせに 自覚してないのはどっちなの
いじめはダメって口を尖らせておいて
その言動で あの人をいじめてる
無くならないよ
争いは無くならないの
自分たちがよく知っているでしょう
引き起こしておいて知らないフリ?
私たちは そんな高尚な存在じゃないの
食物連鎖の頂点に立ってはいけないの
上ばかり見てるから
足元の残骸に気付かずに 踏み荒らすんだよ
だからせめて それを気付かせてくれる
たったひとりくらい 僕が選びたいじゃないか
この手で守り合える唯一の存在で
いつ幕が降りるか分からない生涯に
鮮やかな光と温度を
意識が途切れている
起きているのに目が覚める感覚を繰り返す
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