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ご都合主義さま
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作詞 歪み |
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色の世の中と苦の世界に生きている
全てを形成する母なる曖昧な土台
醜さ故の愛しさから
愛しさ故の憎しみを生み出して
争いを求め 拒み また求める
手をかざした向こうの快晴
あまりの眩しさに眼が痛む
天を仰ぐ事すらも
愚かと蔑まれているようだ
足元ばかり見ている
未来は眩しい
過去は薄暗い
灯籠の灯りが届かないところで
過去の実態を現実から突き放す
どちらも嘘に出来てしまう
どちらも真実に出来てしまう
触れる事のないその影を
いつまでも いつまでも付け回して
罵詈雑言から美化活動
見たくないものはさようなら
その中にある大事なものは
都合に振り回されて捨てられた
かわいそうな彼らの指先
刈り取られた希望の残骸
夢にまで見たと膝を打つのに
その子が好みじゃないからって
あっさり踵を返す僕ら
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