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おはよう、私。
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| 作詞 Ibu |
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産声が聞こえたなら
今日から始まる物語
その、一歩が私の声だ
「おはよう、私。」と
この世界は偶然の産物
人が人で在れる故に在る、世界だ。
その長い歴史を辿った先に
「おはよう」と泣き喚いたんだ
始まった
朝も来る、昼も来る、そして夜もと
希望を懐き続けたから
生きてこれたんだろう？
生命の声が私に響いた
全ては歌う為にあるよと
繋いだ手を離さないでと
誓った日がいつか？
それは足跡が教えてくれる
こんなちっぽけな誰かでも
歌える歌を奏でられるなら
「おはよう」を繰り返そう
私を育てでくれた様に、さあ
生命のバトンが私に回ってきた
それに意味を見出してしまったら
「実は意味なんて無いんだよ」
その答えに辿り着いてしまうから
朝の意味、昼の意味、そして夜もと
絶望を探し続けたから
死ねなかったんだろう？
運命の意味が問いかけた
この歌に私がいなくても
出来上がるよとそれでも
違うんだって藻掻いた
それすらも足跡になる
こんな私に願いが叶うなら
私がいる意味を探したい
「おはよう」の行く末を
目指してこれからも
この世界が歌い続けるのなら
「君も歌ってもいい」と
私が言える様に
私も歌える様にならないと
その決意は揺らがない
新命の息吹が私を進ませた
この呼吸が間違ってないって
苦しみながら過ごした日々を
折れても動ける魂が
私の軌跡となるだろうから
この狭い場所が包んでくれていると
私を起こしてくれたのなら
「おはよう」と言うから
さあ、私を始めよう
「おはよう、私。」
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