|
|
|
縷縷縷縷
|
作詞 Ibu |
|
さあ
只
成り
と化す
詞の
発声は
届け
届け
と願い
そして
崩れた
縷縷と
流され
発して
止めて
動いて
また進んで
戻って
この
繰り返しを
どうする?
息が
届く
訳も
無く
虚しく
非情に
絶望に
絶世に
並べた
が故に
綴るに
理由は
有ると
無いと
その間
に生き
死にを
何度も
何度も
何度も
何度もと
詞を並べたのです
縷縷
縷縷
縷縷と
繋げて
掴んで
出来た
発明が
僕等を
壊した
縷縷
縷縷
縷縷も
聞き
聴き
効いたの
それに
通ずる
意味なら
何処へ?
この詞の
四の五の
言わずと
分かると
論じる
論者は
この詞の
意味無さ
すらもと
論じる
人には
敵わぬ
此の真意が
分かって
堪るが
そう吐く
暴言
其れすら
快楽
合間に
感じに
寂れた
タラタラ
なあなあ
早くも
参った
ヤイヤイと
ラッキー
あんまりだ
という
詞を
蝕む
虫の
類は
今日の
ご馳走
生物の
喝采を
完璧な
執念で
心
逝く儘
文字を
並べた
そして
尚
音に
乗せる
複雑さを
行って
帰って
何度も
何度も
何度も
何度もと
流して
しまったのです
縷縷
縷縷
縷縷と
遊んだ
閃光が
迷走と
狂騒の
思考を
壊した
縷縷
縷縷
縷縷も
馴れ
鳴れ
慣れたと
耐えず
藻掻くと
決めた
その日を
何を
何を
仰る
此の
意味を
見つけよう
と
追いかけ
たのは
君じゃん
捲り
捲り
辿り
着いた
果ては
面白い
位に
つまらなかった
只
其れだけ
縷縷
縷縷
縷縷もう
聞き
飽きたが
故に
綴る
根性も
何処ぞに
やった
縷縷
縷縷
縷縷は
続けて
これたか?
満足
行くなら
其れで
ええんか?
馬鹿
みたいな
一ニの
リズムで
こんな
憂鬱を
治せる
ならば
僕は
縷縷を
何度も
施行する
其れが
救う
一手と
なるなら
縷縷縷縷
|
|
|