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照合
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| 作詞 Ibu |
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見ず知らずの隣の席の
誰かさんを友人に例えて
「また出会えるといいな」と
迷惑を掛ける今日この頃
空に名前を付けて
あの時の情景を浮かべて
「また見れるといいね」と
妄想を膨らます今日この頃
そんな風に誰かを重ねてしまうんだ
儚い友も愛も恋もこの息苦しい世の中では
君と僕が重なった時
それは一つになれたと思ったんだ
でも、一つになれやしないから
皆蹴落としてしまうのだろう
君と僕が重なった時
それを信じて今日も只照らし合わせる
照らし合わせれない事を知っていながら
それでも思い出してしまうから
似たりよったりの光景を
霧の粒子により塞がれては
「これが現実だったらな」と
夢の先の光景を見る明日の日々
夢と現実がごっちゃになって
いつも通り転寝を思考して
「悪夢にしては長いよな」って
吉夢を望み続ける明日の日々
そんな風にコマ送りのアニメーションが
一枚、消えるのを見守るタイムトラベラー
君と僕がすれ違った時
共通項が何処か？と照らしている
照らしても変わらない事実に
皆仰天してしまうのかな
君と僕が同じになれたら
きっと生まれた意味も変われたのだろう
交わし合う中で気付いた事も
終った後には忘れてしまうのかな
正しければ正解なんて
それも難しい話で
確かめ合う事が本当の
正しさだったと思うなら
自分だけは正しくなれないな
認められる日が来るまで、寂しいけどさ
僕が僕として在れる為には
君との照合が必要だったんだ
何も正しくないこんな世界で
唯一信じれる人を探すんだ
嘘が下手な僕の本音の話を
せめて乗せられたらの辛抱で
難しい事なんてないから
せめて幻を見る事位なら
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