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酒煽るが如し
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| 作詞 Ibu |
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祭りへ行った
酒を呑んだ
それ以降は覚えてないか？
君は云った
僕に云った？
それは確かな事なのか？
確かに行った
初めてだった
我を忘れる程に酔った
それでいいんか？
笑える話か？
まあ煽ろうとも君は
どうしても忘れたい事があって
さよなら、としか云えず
もう一回何回でもと
願った祈りの歌なんて
舐め腐った正念にどうやら
辿り着けないみたいだ
何千回何万回と届けと
夢の中で呟いてた
やっぱ届かなかったんだな
今も俺は船を漕ぐ
今日位はいいだろ？
涙の代わりになる汗が滴る
今度は酒場に行った
大人になった
そんな気になっていた
君と呑んだ
笑って呑んだ
いつもとは違う気がした
周りを見た
景色を見た
やはり此処は知らぬ何処か
何処へ行こうか？
僕は迷った
我を忘れた末路だ
どうしても思い出したい事があって
またね、とも云えず
もう少しちょっとだけ
酒の量は増していった
腐れ縁の芭蕉の句どやらを
いつの間にかどっかにやった
何億回何兆回と掴みたい
夢は確かにあったんだ
それに溺れてるとも知らず
今も俺は船を漕ぐ
こんなもんだろう？
空中浮遊の仕方なんてそんな
喉も枯れて
僕は立てて
いつの日にか
こんな夢を見ていたんだ
昨日なんて見た事も無い癖に
何が「明日は楽しみだね」なのだろう？
でも、それでも
また間に合う追いつけと
焦りの糸が遠くへ行って
酒浴び教徒の宗教とやらを
辞めた時気付いたんだ
何百回何十回と回数を
減らしてでも得たかった
地位や名声とやらを欲しがって
明日へ俺は船を漕ぐ
目眩がした時に気付く
今が現実とほざく人も目を冷ます
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