|
 |
|
多言事
|
| 作詞 Ibu |
|
「聞いてほしくって」
「ねえ聞いて」
君の言葉が弾むばかり
言葉の文を間違えない様に
「言いたい事が沢山あるんだ」
「一言じゃ足りない位にさ」
「聞いてくれたら君に
魔法の言葉をかけてあげる」
何度でも聞くから
何度でも繰り返したい
君のエールも聞きたいな
僕からも言うから
君の「頑張ってね」が
僕を動かす原動力なんだ
君がいなかったら
僕は頑張れていたのかな？
僕に「無理はしないでね」って
優しくしてくれるから
僕は自分にも
優しくできる
そんな気がした
「今日こんな事が」
「ねえ聞いてる？」
この会話が愛しく感じて
言葉の語弊を起こさない様に
「まだまだ言い足りない事が」
「この世には沢山あるんだ」
「話せる内に後悔しない様に
気持ちは伝えたいんだ」
飽きる事は無かったな
僕からも云いたいな
君も一人ではない
そんな事を
君に「頑張って」と言っても
既に頑張ってる事を知っている
だからこそ余計な
一言は云いたくないな
だから「楽しんできてね」って
背中を押してくれるから
君も君に
優しくできる
そんな気がした
一言では終わらない
多言事のお話だったけど
君の話を聞けるのも
残り数日みたいだ
君が皆に語っていた
そんな多言も終わるでしょう
だから、最後の
一言が大切なんだと
「皆が笑顔でこれからも
暮らせますように」
最後の一言は
あまりにも君らしかったんだ
そうして多言事が終わり
忘れない事を胸に刻みながら
僕は皆にも
笑顔でいられる
それだけが確かだ
|
|
|
