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ヤクソク
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作詞 Ibu |
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心の奥底に沈んだ
淀んだ気持ちとは何か?
きっと僕は君の事を
信じ切っていないのかな
「今まで」という幸せと
「之から」という辛さも
何か意味がある筈なんだと
探す森の途中
物語はそう簡単に
終わらせてはくれない
でも、ありがとうの言葉が
こうも重く感じる
涙無しで別れたかったな
何だかんだで良かったのかな
弱音を一つ
吐かせてくれないか?
さよならは、まだ言えないな
その輝きが残る限り
きっとまた会えると
信じ続ける馬鹿でいたいから
さよならは、言わない
きっとまた会えると信じ続ける我儘で
いたいから
そう呟いた
そんな音色のメロディ
それでも朝は迎えるらしい
当たり前が来る
それを旅立ちと呼ぼう
別れ道が来るまで
ずっと歩いてみたいな
それがちょっと遅かったという
後悔でも手遅れでも
「本音」を直隠しにした儘
「真似」ばかり続けていた
それも正しいんだと
気付かせてくれた
記憶はこうも簡単に
失わせるのか
でも、またねの言葉が
胸に刺さった儘
何億と年を跨いで
何もかも消えても
ヤクソクの言霊は
響き続ける
さよならを、君は言うだろう
その眩しさにやられ
可能性に手を伸ばす様な
そんな馬鹿らしくありたいから
さよならが、きっと来て
未来に託す様な抱き続ける我儘で
いたいから
そう君は言う
晴れ渡るメロディ
何れこの夜も越えて
心安らぐ地へ
どんな苦しい選択があったとしても
君が選ぶ道を門出を拍手で送ろう
だからこそヤクソクを今此処で交わそう
「君の望む未来へ幸あらん事を」
さよならが、もし来たなら
君の為に泣いてくれる
人達も何れ先に進む
旅立ちの時が来たなら
帰るべき場所があるのならば
さよならは、悲しいだけじゃない
憂鬱で終われないんだ
涙の後に笑い合える様な
そんな馬鹿を楽しみながら
さよならの、前に
手を繋ぎ共に踊り続ける我儘で
いたいから
さあ、時間だよ
祝福のメロディ
月と太陽に照らされる
ヤクソクを交わしたなら
さあ旅立つとしよう
永久の旅へと
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