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まだ何かを綴ろうならば
作詞 Ibu
私が生きるのを綴れたのなら
自分の事を少しは理解できたのかな?
私がそれを止めてしまったら
後悔ばかりが募るのでしょうか?

一つ一つ書きながら
正しさと間違いを区別して
そして僕は間違いを
正しいと思ってしまうのです

まだ何か綴るのに意味があったとしたら
少しは楽なのかな
本当に綴った事なんてさ
ほんのちょっとしかないのにさ
でも今はこうやって綴ると
それでいいんだって思わせてくれ
それだけでいいから
それだけでいいから

そうして綴って早数分
飽きもせず書いているのなら
僕は疑いを覚えず進める
その確証を持っている筈だ

幸せな時間も通り過ぎてく
それを分かっても目は上を向いてて
諦めを知らぬ少年も
もう青年になりかけている

何かを綴って気持ちが晴れる
それなら何度でも綴るよ僕は
でも、今はそれをする時間すら
足りないのが不幸なのか幸せなのか

今日までメロディだけを歌った
未来じゃ奏でられてるかな
分からないものから背ける
それだけが得意でさ

僕は何を望んだのだろう
君に届くメロディが欲しかった
只それだけならもう充分だ
もうそれ程までに僕はさ
頑張りすぎているのに
気付けなかった事
気付いた事
それだけを確かめて
ほら望んだ朝が来る

誰も見てくれなかった
それを繰り返して今がある
満足とまではいかないが
少しだけ自己満足はしているんだ

綴りは小説とは少し違い
歌う事に意味があると
ならば死ぬまでにさ
声を出して楽しみたいな
届かずとも呪われ様と
僕の"したい"がいつかできる日を

今も尚待ち続けながら
待ち続けながら

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2022/09/05
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コメント いつか日の目を見れなくてもいいならば
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