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消えてしまったサイン
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| 作詞 Ibu |
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世の中の平等を願うなら
まずは中指を亡くしてしまおう
そうすれば、そうすればって
表現の自由が消えてく
Fから始まる意味なんだと
皆使い始めるモノですから
消し去ってしまえば
「くたばりやがれ」を言わずとも
言葉が一つ増える
表現が一つ増える
皆罵倒したくて
堪らないものですから
使いたくない人でも
意味を知っている人が多いが
その指が無くなった時
己の不自由さを訴えかける
STOP！誰が止めてくれ
これ以上亡くしたくはないんだ
きっと次に亡くなるのは
親指なんだろうな
そうして消えてしまったサイン
もう使う事のないサイン
でも人間って奴は
どうしても残したがる
差別が止まらないモノですよ
その為の言葉もあるみたいで
死を予言させる言葉より
余計たちが悪いものですよ
言葉を一つ覚える
表現も一つ覚える
皆使い倒したくて
堪らないものですから
使いたい人程
意味を知らない人が多いが
その指が元に戻ったとて
己の自由を表現するだけで
STOP！誰が怒ってくれ
これ以上は良くないんだと
叱った所で阿呆には
伝わらないだろう
だから消えてしまったサイン
もう使えない意味無きサイン
でも人間は常に
悪い事をしたがる
そのサインが駄目なんだと
何故気付けないのかな
消えてしまったではなくて
消えて欲しかったサインなのに
STOP！誰もが惨めだ
その真意を見てはくれない
争うのに善も悪もなくて
只の真似事だったんだ
だから消えてしまったサイン
本当は良い意味だったサイン
何が正しかったのか
醜すぎる
なんで君は
そのサインを僕に向ける
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